2018年01月05日

今日の美味しい一枚:今年も正月は我が家の定番「くじら汁」で

くじら汁2


正月は皆さん、美味しいものを食べて過ごされたでしょうか。

正月とえいば、各家庭で食卓に並ぶ料理はだいたい毎年決まっているのではないでしょうかね。

我が家もお刺身やうま煮などが並ぶんですが、何より欠かせないのが、こちらの「くじら汁」です。

くじら汁3

このくじら汁は、子供の頃から、というか、もっというと私の生まれる前から、我が家の正月の定番料理で、これがないと正月が迎えられないという感じです。

くじら汁のメインとなるくじらの脂身ですが、年末になると塩蔵の脂身がどこからともなく現れて、市場やスーパーに並ぶんですよね。

ちなみに、こちらが塩蔵のくじらの脂身で、なかり高価です。
くじら汁用くじらの脂身1
(今年はこのくらいのサイズのを2つ使いました)

といっても、くじら汁はこちらのどの家庭でも食べられてる料理というわけでもなくて、全く知らない、食べないという家庭も結構あります。

そのくじら汁については以下のような説明があります(毎年引用しているものです)。

くじらの本皮(皮のついた白い脂身)を塩蔵したもの(塩くじら)を用いた汁物。塩くじらを薄切りにして熱湯で塩分や脂分を除き、野菜などとともに煮てみそ・しょうゆ・塩などで調味したもの。◇北海道・道南地方などでは正月料理として、また夏には新潟ではなす、山形ではじゃがいもなどを取り合わせたみそ味のものが作られ、ほかにも各地に郷土料理があるが、いずれもくじらが入手しにくくなったことから作られることも少なくなっている。
鯨汁(クジラジル)とは - コトバンク


けんちん汁にくじらの脂身が入っているという感じの料理ですが、作り方については、こちらの記事に書いているので、参考にどうぞ。
正月の料理から〜くじら汁【作り方付き】: 小樽で家庭料理

くじらの脂身は、薄めの適当な大きさに切って、脂抜きのためにさっと湯通しして使ってます。

くじら汁用くじらの脂身2

毎年同じなんですが、使っている具材はくじらの脂の他に、細竹、ふき、ごぼう、にんじん、高野豆腐、わらび、白こんにゃく、そして、いい味が出るので骨付き鶏もも肉を1本入れて、大鍋でどっさり作ります。

くじら汁1

出来上がったら、あとはここから食べる分を小さめの鍋にとって、温めて食べます。

くじら汁4

そして、正月の雑煮はというと、くじら汁を別の鍋に適当にとって、醤油と塩で味を整えて、そこに焼いた餅を入れていただくんですが、この雑煮もまた、我が家の定番です。

くじら汁6

毎年、このくじら汁を正月の間食べるのですが、日に日に味が染み出てきて美味しくなるんですよね。そして、くじらの脂が本当にいい味出すんです。

ということで、今年もくじら汁を美味しくいただくことができました。

正月にしか食べない料理なのですが、昔からの我が家の大切な正月料理です。
ごちそうさまでした。

くじら汁5

にほんブログ村 料理ブログ 家庭料理へ人気ブログランキングへ ※ランキングに参加しています。



posted by 小梅太郎&花子 at 12:02 | Comment(2) | 今日の美味しい一枚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年12月21日

サロマ湖産の殻付き生牡蠣をお取り寄せ!生と蒸し牡蠣で

サロマ湖産の殻付き生牡蠣7


ちょっと前なんですが、お取り寄せでサロマ湖産の殻付き生牡蠣が発泡スチロールのケースで届きました。もちろん、生食用です。

サロマ湖産殻付き生かき
サロマ湖産の殻付き生牡蠣1

サロマ湖といえば、北海道では牡蠣の産地として有名ですよね。

サロマ湖産の殻付き生牡蠣3

これ、郵便局の12ヶ月頒布会(北海道ふるさと会)というものによるお取り寄せなんですが(こちら:郵便局の12ヶ月頒布会で旬の味を毎月食卓に!)、数は何個あったのか数えなかったのですが、立派な牡蠣が3kgで20個以上入ってました。

サロマ湖産の殻付き生牡蠣2


まずは生牡蠣で。そのために殻から身を外すのに悪戦苦闘



生食用ですから、まずはそのままいただくことにして、殻から身を外すためのナイフも付いていたので、これで悪戦苦闘しながら、身を外しました。

身の取り方は、用紙が一緒に入っていてたので、それを参考にしたのですが、それを要約すると…

サロマ湖産の殻付き生牡蠣6

まず、軍手などをして、殻の先を少し割って隙間をあけます。
殻の深みのある方を下にして、その隙間にナイフを入れて、身を傷つけないようにゆっくりと下の殻に沿ってナイフを入れて、殻に付いている貝柱を切ると、殻が開きます。

サロマ湖産の殻付き生牡蠣5

サロマ湖産の殻付き生牡蠣4

あとは身の付いている方の殻を下にして、ナイフでこちらの貝柱を切ると身が外れます。

と、文章で書くと簡単なんですが、これがなかなか苦労しました。
まあ、これも含めての楽しみですね、

サロマ湖産の殻付き生牡蠣9

今回は、これを殻に戻して、レモンを添えていただきましたよ。

サロマ湖産の殻付き生牡蠣7

もちろん、間違いない抜群の美味しさでした!


続いて蒸し牡蠣で



そして、先ほどの用紙には、美味しい食べ方として、蒸し牡蠣の調理方法も書かれていたので、せっかくなので、蒸し牡蠣でもいただきました。

これも調理方法を要約すると、まず、牡蠣を食べる分だけ素早く水洗いをして、蒸し用の鍋やフライパンに殻の丸みのある方を下にして並べ、水をカップ1杯入れます。

鍋に蓋をして、強火から中火で約15分程度蒸せば出来上がり。蒸し上がる1分前くらいにお酒を半カップ程入れると風味が増すそうです。

(蒸してると、殻の口が開いてきますね)
サロマ湖産の殻付き生牡蠣10

鍋に海水が残るので、この水を切って熱いうちにフォークなどで身を外して、いただきます。

サロマ湖産の殻付き生牡蠣11

サロマ湖産の殻付き生牡蠣12

蒸し牡蠣は、身がぷくっとして、これもまた美味しいんですよね。


おわりに



いや〜、サロマ湖産の牡蠣を堪能しました。たっぷりいただき大満足でした。

実は、何か他の料理にも、とも思ったのですが、せっかくの生食用の立派な殻付き牡蠣だからと、生と蒸し牡蠣で届いた分を一気に食べてしまいました。

(殻の残骸…)
サロマ湖産の殻付き生牡蠣13

かなり贅沢でしたが、こんな機会は滅多にないので、たまにはいいかな。

サロマ湖産殻付き牡蠣、ごちそうさまでした。

にほんブログ村 料理ブログ 家庭料理へ人気ブログランキングへ ※ランキングに参加しています。
posted by 小梅太郎&花子 at 17:52 | Comment(0) | カキ(牡蠣) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年12月07日

今日の美味しい一枚:程よい酸味に箸がすすむ「ホッケの南蛮漬け」

ホッケの南蛮漬け3


ホッケといえば、こちらではお馴染みの魚で、干したホッケの開きなんかは北海道を代表するような食べ物ですよね。

ただ、最近はホッケの開きも高くなってしまい、なかなか手が出なくなってます。

それでも、市場に行けば、やや小ぶりの生のホッケが、3枚おろしで手頃な値段で皿に盛って売ってるんですよね。

食べ方は、焼いたりフライにしたりなどがあるでしょうが、我が家のお気に入り料理が「ホッケの南蛮漬け」で、先日も買ってきて作りました。

作り方は、以前のこちらの記事を参照してください。
ホッケの南蛮漬け〜〈新ねっとわーく小樽〉掲載料理【レシピ付き】

野菜はいつもタマネギ、ニンジン、ピーマンを用意するんですが、とくにタマネギはたっぷり入れてます。

こうやって大きめのタッパで漬けてるんですが、この野菜の下に、揚げたホッケが並べてます。

ホッケの南蛮漬け1

そうそう、冷めたら冷蔵庫に入れるんですが、その際、上にサランラップを乗せてからフタをすれば、表面まで漬けタレが回って、しっかり漬かります(こちらにそのことが書いてます:夏場にさっぱりと美味しい「ホッケの南蛮漬け」

ホッケの南蛮漬け2

すぐにでも食べられますし、一晩漬ければ味がさらに染みて、小骨も気にならずに食べられて、程よい酸味についつい箸がすすみ、パクパクと食べてしまうくらいです。

ホッケの南蛮漬け4

実は、味が染みたタマネギがものすごく美味しいんですよね。

我が家では、すっかり定番料理の「ホッケの南蛮漬け」、ごちそうさまでした。

にほんブログ村 料理ブログ 家庭料理へ人気ブログランキングへ ※ランキングに参加しています。
posted by 小梅太郎&花子 at 12:09 | Comment(0) | 今日の美味しい一枚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年11月29日

今日の美味しい一枚:やっぱりカレイの煮付けは安定の美味しさ

マカレイの煮付け1


小樽の市場やスーパーに行くと、カレイはいつも安定して並んでいますよね。
しかも、買い求めやすい値段で美味しいとくれば、食卓にもよくのぼります。

カレイにも色々種類があって、お店でよく並んでいるは、マガレイ、ナメタ、クロガレイ、宗八、砂ガレイ、赤ガレイといったところですが、カレイがお店で並んでいるのを見ると、食べたくなるんですよね。

で、先日は、なかなかいい型のマガレイが売っていたので(3枚450円)、定番の煮付けにしました。ちなみに、市場でお願いすると頭をとってくれますよ。

我が家のカレイの煮付けの味付けは、いつもながら醤油のみで、カレイは平らなのでフライパンで煮付けてます。

マカレイの煮付け2

白身がほろっとほぐれて、これがなかなかしっかりとした味わいで美味しいんですよね。

ちなみに、体の半分より後ろの尾びれ側に、ちょっとだけ淡い黄色い帯があるのがマガレイの特徴で、鮮やかな黄色い帯が、白い部分のヒレに沿って頭の付近まで伸びているのがスナガレイ。

マガレイとクロガレイ

そして、ヒレに黒い筋があるのがクロガレイですが、私は似た種類のクロガシラとの区別がつきません…(実際は、区別されずに、どちらかの名称で売られている場合もあるようです)。

(クロガレイ)
クロガレイ

ということで、最近、サンマや鮭の不漁のニュースをよく聞きますし、ホッケなんかはすっかり高級魚のように値段が高くなってますが、安定して獲れて、安くて美味しいカレイは、本当にありがたいです。

今回も、カレイの煮付けを美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。

※参考
マガレイ[真鰈] | 水産林務部水産局水産経営課(北海道庁の公式ホームページ内)
クロガレイ[黒鰈] | 水産林務部水産局水産経営課(北海道庁の公式ホームページ内)

にほんブログ村 料理ブログ 家庭料理へ人気ブログランキングへ ※ランキングに参加しています。
posted by 小梅太郎&花子 at 21:00 | Comment(0) | 今日の美味しい一枚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年11月27日

寒くなってきたので「白菜と豚バラの重ね鍋」

白菜と豚バラの重ね鍋1

いや〜、こちら小樽も寒くなってきました。
まだ11月ですが、先日降った大雪が溶けずに残り、このまま根雪か!?って様子です。

こう寒くなってくると、やっぱり鍋が恋しくなってきますよね。
というか、実際、11月に入って、もう何回か鍋をやってます。

で、先日やった鍋がこちら、「白菜と豚バラの重ね鍋」です。

白菜と豚バラの重ね鍋2

豚バラと白菜のみ(あっ、今回は中心に長ネギも入れてます)のシンプルな鍋ですが、ここ数年、テレビCMなんかでも紹介されて、すっかりメジャーになってますよね。

実際、これが本当に美味しいんですよね。

作り方は以前のこちら記事を参考にしてください。
白菜と豚バラの重ね鍋: 小樽で家庭料理

これ、今回は大きめの白菜を1/4個ほど使ってます(ほとんど主役は白菜ですね)。

味付けは、具材を鍋にぎっしりと並べた後に、だし汁(250cc)と酒(100cc)を入れ、塩を適当に振っています。

あとは蓋をして、材料に火が通ったら出来上がり。

白菜と豚バラの重ね鍋3

塩をしているので、そのままで十分美味しくいただけます。
もし、塩気が足りなかったら、ポン酢などにつけてもいいですね。

シンプルなんですが、これが白菜と豚バラの旨味がしみ出て、本当に美味しんですよね。
〆はうどんか雑炊か、どちらでもいけますね。

白菜と豚バラの重ね鍋、ごちそうさまでした。
温まった〜

にほんブログ村 料理ブログ 家庭料理へ人気ブログランキングへ ※ランキングに参加しています。
posted by 小梅太郎&花子 at 12:00 | Comment(2) | 豚肉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする