
ゴッコ汁と言えば、北海道の郷土料理としても知られる、ゴッコ(ホテイウオ)を使用した鍋料理ですが、主に函館方面の道南地方でよく食べられていて、実は、こちら小樽でゴッコは、それほど馴染みのある魚ではないんですよね。
何を隠そう、私も今回で食べるのは2回目なんです。
ちょっとグロテスクというか、変わった姿を見せられたらよかったのですが、そもそもあまり馴染みがない魚なので、お店で鍋用にと、ぶつ切りにさばいてあるものを買ってきました。ゴッコ汁の特徴でもある、卵もたっぷり入ってます。

(やっぱり函館沖産ですね)
ちなみに、一匹まんまも市場などで売ってますが、さばき方が全く分からないので買ってこられません(汗)
旬は産卵期を迎える冬のようですね。
ゴッコ汁の作り方は、我が家もネットで調べて作りましたが、昆布だしの醤油仕立てが一般的のようですね。
昆布のだし汁にブツ切りのゴッコを入れて、あくを取りながら煮て、醤油で味をつけて、たっぷりの卵を入れ、今回は豆腐、長ネギでシンプルに作りました。

コラーゲンをたっぷり含んでいるという、全体がぷよぷよのゼラチン質の身と、汁にたっぷりの卵のプチプチ感が特徴ですね。


どうやら骨も柔らかいようで、小骨などが残らないので、汁のそこにたまった卵も、綺麗に汁と一緒に飲み干せます。
同じ北海道でも、場所が違えば食べる魚もちょっと違ってきますが、馴染みがないといってもさすが旬の味でした。
ゴッコ汁、美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。
せっかく旬の魚としてお店に出ているのですから、馴染みがない魚でも食べてみないともったいないですからね。
※今回、こちらのサイトを参考にさせていただきました。ありがとうございました。
・ゴッコ汁 - Wikipedia
・「ごっこ汁」のつくりかた
・ごっこ汁・唐揚げ・バター炒めが美味!道南の冬の味覚『ごっこ』とは? | フード/グルメ | 北海道ファンマガジン


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