
北海道の寒い時期の代表的な魚といえば、カジカがありますよね。
寒くなってくるとともに、お店にはカジカが並び出します。
カジカと言えば、定番は「カジカ汁」ですよね。
で、先日、立派な肝に目が止まって、今シーズン初めて買いましたが、お店に並ぶのは、ほとんどがカジカ汁前提のアラも入ったぶつ切りなんですよね。

カジカ汁の作り方は、以前のこちらの記事でどうぞ。
・カジカ汁
ざっくり書くと、まず、カジカのぶつ切りを洗って、熱湯を回しかけ臭みを取っておきます。
野菜の大根、ニンジン、ジャガイモを火にかけ、野菜に火が通ったらカジカを入れ、あくをすくいながら10〜15分ほど煮ます。
豆腐とカジカの肝を入れて、火が通ったら、味噌を溶かして、ネギを放てば出来上がり。

味噌仕立ての汁は、カジカの旨味が染み出て、抜群の美味しさで、プルンとした食感の皮の部分やしまった身の部分、そして、コクのある肝もたまりません。

そして、今回は立派な肝だったので、やっぱりこれ、カジカの肝和え(とも和え)も一緒に作りました。

これがまた旨いんです!
お酒を飲みながら、ちびりちびりと味わうのがいいですよね。
カジカの肝和え(とも和え)の作り方は、こちらの記事でどうぞ。
・〈新ねっとわーく小樽〉掲載「カジカの肝和え(とも和え)」を紹介
ということで、また、カジカの美味しい季節がやってきましたね。
カジカ汁と肝和え、ごちそうさまでした。
【おまけのカジカの話】
カジカには、秋の時期だけに出るケムシカジカ(トウベツカジカ)と、冬の間ずっとお店に並ぶマカジカ(トゲカジカ)があるのですが、お店ではあまり区別してないようで、私は見てもよく分かりません(汗)
ただ、卵の粒の大きさに違いがあって、やや大きいのがケムシカジカ(トウベツカジカ)で、醤油漬けにするとプチプチっとした食感がより美味しいんですよね。ただ、そちらは10〜11月くらいにしか、お店に並びません。
※参考:魚の名前検索一覧 | 水産林務部水産局水産経営課
【関連記事】
・これも北海道の旬の味覚・美味「カジカの子の醤油漬け」【作り方】
・これも北海道の冬の味覚。味噌仕立ての汁が抜群の「カジカ汁」

