2017年01月03日

正月に欠かせない我が家の定番料理「くじら汁」〜雑煮もくじら汁で

正月三が日は、皆さん、美味しいものをいっぱい食べたのではないでしょうか。

正月といえば、おせち料理やお刺身などが食卓に上ると思いますが、我が家の正月に欠かせない料理が「くじら汁」です。

くじら汁で雑煮1

くじら汁は子供の頃から、もっと言えば、私の生まれる前から、我が家の正月の定番の料理なんですよね。

年末になると、市場やスーパーでは、正月用の塩蔵のくじらの脂身が、くじら汁用として一斉に店頭に並ぶんですよね。

くじら汁1

正月にこちら地域でよく食べられている料理ではあるのですが、必ずしもどの家庭でも作っているわけではなく、どちらかというと、作っている家庭は少ないかもしれません。

毎年引用してますが、くじら汁について、以下のような説明があります。
くじらの本皮(皮のついた白い脂身)を塩蔵したもの(塩くじら)を用いた汁物。塩くじらを薄切りにして熱湯で塩分や脂分を除き、野菜などとともに煮てみそ・しょうゆ・塩などで調味したもの。◇北海道・道南地方などでは正月料理として、また夏には新潟ではなす、山形ではじゃがいもなどを取り合わせたみそ味のものが作られ、ほかにも各地に郷土料理があるが、いずれもくじらが入手しにくくなったことから作られることも少なくなっている。
鯨汁(クジラジル)とは - コトバンク

くじらの脂身は薄切りにして、脂抜きのために湯通ししてから使うのですが、いつものことながら、作り方については以前のこちらの記事にざっくり書いてるので参考まで。
正月の料理から〜くじら汁【作り方付き】: 小樽で家庭料理

くじら汁2

使っている具材は、くじらの脂の他には、細竹、ふき、ごぼう、にんじん、高野豆腐、わらび、白こんにゃく、そして、いい味が出るので骨付き鶏もも肉を1本入れて、大鍋でどっさり作ります。

(こんな感じで作ってます)
くじら汁4

今年も細竹(ネマガリダケ)は、山菜の時期に知人からいただいた水煮を使わせていただいてます。ありがたいですね。

くじら汁6

これを正月の間食べるのですが、ほぼ三が日でなくなります。

くじら汁7

日に日に味が染みて美味しくなってくるんですが、何と言っても、くじらの脂が本当にいい味出すんですよね。

で、我が家の雑煮は、このくじら汁を雑煮用に再度醤油と塩で味を整えて、そこに焼いた餅を入れていただくんです。

くじら汁5

くじら汁で雑煮2

ということで、今年の正月もくじら汁を美味しくいただくことができました。
これがないと、正月という感じがしない、我が家の大切な家庭料理です。

他にも色々と美味しく正月を過ごすことができました。
ごちそうさまでした。

正月料理

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2016年01月03日

正月の我が家の定番料理「くじら汁」〜雑煮もくじら汁で

皆さん、正月は美味しいものをたくさん食べましたか!?

正月といえば、おせちや刺身などが食卓に並びますが、家庭や地域によって並ぶ料理は少しずつ違うのでしょうね。

我が家では、刺身にうま煮、茶碗蒸しになます、お重には入れないけど、蒲鉾・黒豆・鰊昆布巻き・ハムなどが並びます。

そして、このブログでも毎年紹介してますが、我が家で正月に絶対に欠かせないのが、こちら。

くじら汁」です。

くじら汁

くじら汁は、私の生まれる前から、我が家の正月の定番料理です。

小樽の市場やスーパーでは、年末になると、正月用として、塩蔵のくじらの脂身が、一斉に店頭に並びます。
なので正月にくじら汁をつくる家庭は、結構多いのでしょうね。

くじら汁のくじらの脂1

ただ、お店に並ぶのは本当にこの時期(年末)だけです。
もちろん、くじら汁なんて、全く知らないという方も多いでしょうけどね。

毎年引用してますが、くじら汁についての説明です。
くじらの本皮(皮のついた白い脂身)を塩蔵したもの(塩くじら)を用いた汁物。塩くじらを薄切りにして熱湯で塩分や脂分を除き、野菜などとともに煮てみそ・しょうゆ・塩などで調味したもの。◇北海道・道南地方などでは正月料理として、また夏には新潟ではなす、山形ではじゃがいもなどを取り合わせたみそ味のものが作られ、ほかにも各地に郷土料理があるが、いずれもくじらが入手しにくくなったことから作られることも少なくなっている。
鯨汁(クジラジル)とは - コトバンク


くじら汁のくじらの脂2

薄切りにしたくじらの脂身は、脂抜きのためにさっと湯通ししてから使うのですが、詳しい作り方については、いつものことながら、以前のこちらの記事にざっくり書いてるのでどうぞ。
正月の料理から〜くじら汁: 小樽で家庭料理

使っている具材は、その他には、細竹、ふき、ごぼう、にんじん、高野豆腐、わらび、白こんにゃく、そして、味が出るので骨付き鶏もも肉を1本入れてます。

くじら汁調理中1

細竹(ネマガリダケ)は必ず入れるのですが、今年は山菜の時期に知人からいただいた水煮を使わせていただきました。ありがたいです。

くじら汁調理中3

これらの材料を大鍋に入れて、出し汁で煮るんですが、味付けは基本醤油と塩のみです。いつもは塩漬けの山菜を使ったりして、塩気が汁に染み出てくるのですが、今回は塩漬けは使ってないので、そのへんは塩加減を調整します。

くじら汁2

できた後は、鍋ごと寒い場所(我が家は玄関)に置いておくと、味も染みますし、表面に脂が固まるので、それを取り除くと脂っこさが和らいで、食べやすい味になります。

でも、そのくじらの脂がいい味出すんですよね。で、その旨味をまた具材が染みて、時間とともにどんどん美味しくなるんです。

くじら汁1

といっても、これだけ作っても、正月の三が日で食べてしまうんですけどね。


そして、我が家の雑煮は、このくじら汁に焼いた餅を入れたものなんですね。

くじら汁で雑煮

いつもは雑煮用にと味を整えるのですが、今年のくじら汁は、味を整える必要のない美味しさだったので、そのまま餅を入れていただきました。

ということで、今年も美味しくいつもの正月を過ごせました。

くじら汁は、我が家の大切な家庭料理ですね。
ごちそうさまでした。

【関連記事】
正月には欠かせない我が家の定番「くじら汁」
正月には欠かせない我が家の定番料理がくじら汁
くじら汁(けんちん汁)
正月の料理から〜くじら汁

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2013年01月07日

正月の食卓には飯寿司

飯寿司(イズシ)といえば、昔は冬になるとよく食卓に並びましたが、我が家では、今は正月くらいしか食べる機会がなくなってしまいました。

家庭で作るのは難しそうで我が家では作ってないのですが、正月には、ご近所さんが作っている自家製の飯寿司を毎年いただいてるんです。ありがたいです。

ハタハタの飯寿司と、

ハタハタの飯寿司1


鮭の飯寿司です。

鮭の飯寿司


結構、魚臭くて、発酵臭や酸味が苦手な方も多いようで、好みは分かれる所ですが、私はもちろん大好きで、酒の肴によくあいます。


ちなみに、Wikipediaの「飯寿司」の項目によると、
飯寿司、飯鮨(いずし)は、ご飯・米麹・魚・野菜を桶に入れ、重石をのせて漬け込み、乳酸発酵させて作るなれずしの一種。
主に北海道から東北地方で、冬季に作られる保存食、郷土料理である。
ということで、魚には鮭、ハタハタ、そしてホッケなんかが使われますね。

まあ、寿司と言われても、ピンときませんがね。

ハタハタの飯寿司2


ただ、やっぱり飯寿司は正月には欠かせません。美味しかったです。
ごちそうさまでした。

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タグ:飯寿司

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2012年01月07日

正月の料理から〜くじら汁【作り方付き】

前回の「正月の食卓から」の記事から、個別にこれをピックアップします。

正月料理から/くじら汁


これが北海道の伝統料理かどうかは分かりませんが、くじら汁です。
小さめの器に上品に盛ってみました(笑)

前回も書きましたが、けんちん汁にくじらの脂身が入った感じですかね。

知り合いでも、食べたことのある方やない方、好きな方や嫌いな方と、様々なのですが、我が家では、私の生まれるずっと前から、正月には必ず食べられている料理です。

これに使う塩蔵のくじらの脂は、普段はまったく目にすることはないのですが、正月になると、市場やスーパーで一斉に並びます。
今は正月だけの料理ということになっているのでしょうね(捕鯨問題もありますからね)。

それでは、ざっと作り方を。

いつものように、完全我が家流なのでご了承を。
それに、はっきり言って、量は本当に適当(適量)なんです。
但し、くじらの脂が多すぎると、もちろん脂っこくなってしまいますよ。

【材料】(各適量)
塩蔵のくじらの脂(写真)/細竹の子/ふき/ごぼう/にんじん
こうや豆腐/わらび/白こんにゃく/骨付き鶏もも肉/だし汁

くじら汁/くじら脂



【作り方】
1.くじらの脂は大きめの薄切りにして、脂抜きのためにさっと湯通ししておく。(写真は湯通し前)

くじら汁/脂薄切り


2.野菜はちょっと大きめのひと口大に切っておく。

くじら汁材料1


くじら汁材料2


3.鍋に全ての材料と、ひたひたになる位のだし汁を入れ強火にかける。

くじら汁調理中


  骨付き鶏もも肉は味を出すのが目的なので、で〜んと入れてしまいます。

  沸騰したら中火にして、アクを取りながら10分ほど煮る。

4.材料がなじんできたら醤油で味付け、材料に火が通るまで煮る。

5.塩で味をととのえ、そのまま冷まし味をなじませる。

くじら汁


ここで、我が家では、寒い玄関とか、とにかく寒い所に置いてます。

かなり大きめの鍋でいっぺんに作っているので、食べる時には必要な分だけ、別の小さめの鍋に移して温め直して頂いてます。
で、正月の間中食べてるんです。

これが、いい味が出て、本当に美味しいんですよ。

ちなみに我が家のお雑煮は、これを再びだし汁と醤油等で味を整えて、餅を入れて頂きます。

くじら汁/雑煮


くじら汁は我が家では代々続いている正月だけの大切な料理です。

※今回の「くじら汁」は、ブログ『小梅太郎の「小樽日記」』で掲載済みの料理を、加筆の上紹介しました。

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2012年01月03日

正月の食卓から

あけましておめでとうございます。
と言いましても、もう3日になってしまい、そろそろ皆さんも正月料理に飽きてきた頃ではないでしょうか。

そんな時に申し訳ないのですが、せっかく家庭料理のブログなので、写真だけでもと思いまして。

今年の、我が家の「正月の食卓から」。

正月料理から/集合


刺身の盛り合わせは、本マグロ入りの正月特別バージョンです。

正月料理から/刺身盛り合わせ


うま煮

正月料理から/うま煮


うま煮と煮しめの違いについて調べてみたのですが、よく分かりませんでした。
我が家で正月のうま煮と言っているものも、素材を個別に煮てます。

茶碗蒸し

正月料理から/茶碗蒸し


うま煮の具材を茶碗蒸しに入れてるんですよ。

なます

正月料理から/なます


上には、いくらが乗ってます。

蒲鉾、黒豆、鰊昆布巻きは買ってきました。

正月料理から/蒲鉾黒豆昆布巻き


そして、こちらはもらい物ですが、ご近所さん自家製の、飯寿司

正月料理から/飯寿司


正月料理/飯寿司イメージ


ハタハタと鮭の飯寿司ですが、これも正月には欠かせません。

そして、これが一番我が家の正月料理に欠かせない、くじら汁

正月料理から/くじら汁


けんちん汁にくじらの脂身が入っている感じです。

これが美味しいんです。

ちなみに、我が家では、これを醤油で味を整えて餅を入れて、雑煮にするんですよ。

今年も美味しく正月料理を頂きました。
年に一度の大贅沢ですよね。ごちそうさまでした。

ただ、そろそろ、パスタかラーメンが食べたいです(笑)

ということで皆さん、今年もよろしくお願いいたします。

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posted by 小梅太郎&花子 at 23:11 | Comment(2) | TrackBack(0) | 正月料理から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする