2012年03月17日

小樽産のニシン焼き

かつては小樽の繁栄を支えたニシン。
一時期は全く獲れなくなっていた小樽のニシンですが、ここ数年は小樽の前浜がニシン漁で賑わってます。

おかげで、市民は獲れたて新鮮ニシンを味わう事ができますね。

普通サイズなら安売りで1皿3匹300円。
つまり1匹100円でいただけちゃいます。

ただ、今回は市場で、大きくて更にメスの子持ち、つまり数の子狙いです(笑)

小樽産ニシン1


立派なニシンで、メスで1匹350円!
全長は35cmでした。

まずウロコをとるんですが、改めて見ると、ニシンのウロコって大きいんですよね。

小樽産ニシン2


それから頭と尾を落として、数の子を崩さないように内蔵を処理して、塩をふっておきます。

小樽産ニシン3


一時経ってから、魚焼きのグリルで焼き始めたのですが、

小樽産ニシン焼き1


頭と尾を落としても大き過ぎて、いっぱいいっぱいですね。

で、焼き上がりました〜

小樽産ニシン焼き2


新鮮、焼きたてをもちろん美味しくいただきましたよ。

小樽産ニシン焼き3


そして、

小樽産ニシン焼き数の子


立派な数の子も入っていました(*^-^)

ホント、地元の獲れたてが食べられるのに感謝ですね。
ごちそうさまでした。


1月から始まった、小樽のニシン漁も、確か今月3月25日までだったと思います。
新鮮な小樽産のニシンを食べられるのも、今年はもうすぐ終わりです。


実は先日、小樽の張碓(はりうす)の岸壁にトド約50頭が上陸してというニュースがあったんです。
トドたちは、ニシンを追ってきたという事で、漁業被害も出ているようです。


※今回の「小樽産のニシン焼き」は、ブログ『小梅太郎の「小樽日記」』で掲載済みの料理を、加筆の上紹介しました。

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posted by 小梅太郎&花子 at 17:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニシン(鰊) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2011年12月20日

自家製 ニシン漬け

自家製のニシン(鰊)漬けです。

自家製ニシン漬け1


身欠き(みがき)ニシンという、ニシンの干物を使った漬け物で、北海道では冬の保存食として、一般的です。
各家庭でも、よく漬けているようですよ。

レシピはいつものごとく、完全に我が家流なので、ご了承願いますね。

【材料】
身欠きニシン10本、
大根1本、キャベツ1玉弱、にんじん1本
乾燥米麹70g、唐辛子適量、塩150g、笹の葉4〜5枚


【作り方】
1.身欠きニシンは米のとぎ汁に一晩漬け、えぐみをとる。

自家製ニシン漬け2

これが身欠きニシンですね。

自家製ニシン漬け3


2.大根は皮付きのまま縦に四等分して、一晩置き水分をとばす。

自家製ニシン漬け4


3.大根とキャベツは大きめに切り、にんじんは太めの千切り、唐辛子は輪切りにしておく。
身欠きニシンは4cm幅くらいに切る。麹は戻しておく。

自家製ニシン漬け5


4.桶の底にまず塩をふり、材料の三分の一の量を、キャベツ、大根、身欠きニシン、にんじん、唐辛子、麹の順に並べ、塩も三分の一を全体にふり、なじませる。これをあと二回繰り返す。

自家製ニシン漬け6


5.最後に笹の葉を並べ、軽い漬物石をのせ、半日くらいなじませ、重い漬物石に変えて、寒い所に10日ほど置けば食べられる。
食べ始めてからも、重い漬物石をのせておく。

自家製ニシン漬け7


長期間漬け込むと発酵が進み、ほどよい酸味とニシンの独特の風味出てきますが、時間が経ちすぎると「すっかく」なるので注意です。

(※「すっかい」は方言ですね。酸っぱいという意味ではあるのですが、ちょっとニュアンスが違います。漬け物が漬かりすぎて、酸っぱくなった感じがまさにそれです)

キャベツ、大根にニシンの旨味がしみ込んで、本当に美味しいですよ。

あれ?生姜を入れなかったっけなぁ(汗)

出来上がりの、美味しそうな写真がありませんでした。残念…
また作るので、その時に追加しますね。

※今回の「自家製 ニシン漬け」は、ブログ『小梅太郎の「小樽日記」』で掲載済みの料理を、加筆の上紹介しました。

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posted by 小梅太郎&花子 at 15:52 | Comment(2) | TrackBack(0) | ニシン(鰊) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする