
このブログでも時々出てくる「カスベ」。
カスベとはエイのことで、普段売っているのはヒレの部分で、煮付けが美味しいこちらではお馴染みの魚です。
今回は、そのカスベのいつものヒレの部分ではなくて、「ほっぺ」を市場で買ってきました。

実は、これまで機会がなくて、ほっぺを買うのも食べるのも初めてなんです。
プルンプルンとしているのですが、これはカスベのまさにほっぺの部位だそうで、実際に元の状態は見たことはないんですが、よくお店に売っていて気になっていたんですよね。
ほっぺは煮付けか唐揚げでよく食べられるということで、今回は唐揚げにしてみました。
ほっぺを触ると、ほんとにプルプルプヨプヨです。

ちょっと大きいのは、半分に切っておきました。
骨にプルプルの身がついている感じなんですが、骨は軟骨なので、ちょっと力を入れるとすぐ切れます。
ほっぺは洗って、今回は下味として、醤油と酒におろしショウガとニンニクを入れた調味液に、20分ほど漬けておきました。
今回は片栗粉をまぶして、あとは油で揚げるだけですね。

揚げるとフワッとホワッと柔らかくて、鶏肉をもっと柔らかくした感じかな。
けど、あのカスベ特有のやや繊維のように裂けていく感じが少しありますね。

面白い食感で、これは美味しいですね。
ただ、正直に言いますと、美味しい、美味しいと、2〜3個パクパクっと食べてたのですが、そのあたりからちょっと胃もたれが…
う〜ん、ポヨポヨの肉質がそう感じさせるのか、衣が油を吸っちゃったか、それとの私の歳のせいかなのか(笑)

もうひと工夫必要かもしれませんね。
ただ、この食感はなかなか面白くて、味も美味しいので、次はいつものカスベのように、このほっぺも煮付けにしてみたいですね。
あっ反対に、いつものカスベを唐揚げで食べてみるのも美味しそうですね。
※カスベの煮付けについては、こちらの記事で。
・カスベの煮付け〜カスベとはエイのことです
【関連記事】
・カスベの煮付けは定番の美味しさです


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カスベのほほ肉「ホッペ」、知らなかったです。
美味しそうですね!一度食べてみたいものです。
エイはフランス料理でよく出される魚の一種ですね。
ソテーしてバターソースなどでいただきます。
関西では、あまり見かけない様です。
一度投げ釣りでエイが掛かり、もう少しで上げれる!と思った
瞬間、糸が切れたことがありましたよ。
それはもう凄い重さでした。
残念!という思いと、上げなくて良かった、という気持ちでしたね。
何故なら、エイの尻尾の針には猛毒があり、誤って触ったら、
激痛、下手をするとショックで死ぬ、と言われるいるからです。
こちらにもコメント、ありがとうございます。
カスベのほっぺは、こちらでは時々売っているのですが、そもそもは珍しい食材ですよね。というか、カスベ自体が珍しいですかね。
フランス料理でもエイを使うんですね!?
フランス料理では食べたことがないですが、ソテーとかは間違いなく美味しそうです。
そうだ、エイの尻尾には猛毒の針があるというのは、聞いてます。けど、確かに釣るとなると、大変な重さでしょうね。