
糠ニシンといえば、ニシンを米糠と塩で漬けた保存食で、こちらではお店でよく売ってますが、今回買ってきたのはこちら。


ちなみに、三平汁とは、
三平汁(さんぺいじる)は、北海道の郷土料理。昆布で出汁をとり、サケ(鮭)、ニシン、タラ、ホッケなどの魚の塩引きまたは糠漬け(糠ニシン)をダイコン、ニンジンなどの根菜類やジャガイモと一緒に煮た塩汁で、冬の名物料理である。
三平汁 - Wikipedia
ということで、北海道もだいぶ暖かくなってきたので、鍋や汁物もそろそろ終わりですね。
で、糠ニシンを使った三平汁ですが、作り方は簡単で、まず糠ニシンの糠を綺麗に洗い落として(お腹の中まで綺麗に洗います)、ぶつ切りにしておきます。



大根とニンジン(半月切りかイチョウ切り)、ジャガイモ、豆腐を昆布ダシで煮て火を通します。

ぶつ切りにしたニシンを入れます(頭も入れました)。

あとはニシンに火が通れば出来上がりなんですが、塩加減は元々糠ニシンはしょっぱいので、味を見ながら足りなければ塩を加え、もししょっぱ過ぎたら、お湯を加えるしかないですね。
今回の糠ニシンは甘口タイプだったので、そんなにしょっぱくはならなかったです。
最後に長ネギを放って、さっと火を通しせば出来上がり。

味付けは、元の糠ニシンから出る旨味と塩気(あとはダシ)だけなんですが、これが本当に味わい深くて美味しいんですよね。

糠ニシンを使った三平汁、美味しくいただきました。

小樽のニシン漁はもう終わってしまっているのですが、糠ニシンを使えばニシン料理を味わうことができますね。
ごちそうさまでした。


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