
カスベとはエイのことで、知らない人が聞いたら「エイ?」って思うかもしれませんが、これが美味しいんですよね。
中でもカスベの煮付けは、こちらでは定番とも言えるのではないでしょうか。
売っているのはヒレの部分で、お店ではこんな風に売ってます。

今回、これをお店で煮付け用にと切ってもらったのですが、始めからぶつ切りにして売っている場合が多いかもしれません。

作り方は、いつもの我が家流ですが、こちらの記事にざっくり書いてます。
→カスベの煮付け〜カスベとはエイのことです: 小樽で家庭料理

といっても、特別な調理ではなく、鍋に水、醤油、酒、砂糖にショウガ薄切りを入れ、沸騰したら洗ったカスベを入れて、再度沸騰したら中火にし、落とし蓋をして15分ほど煮れば出来上がりです。

身離れがとても良くて、柔らかいけどプリッと締まった身は、くせもほとんどなくて、美味しいんです。
身も厚く、しっかりとした食べ応えがあるので、ご飯のおかずにいいですね。
もちろん、酒の肴にもぱっちりです。

そうそう、骨は軟骨なので、コリコリと全部食べることができるんですよ。

骨が気にならずに、食べやすいというのもいいですね。
また、カスベの煮汁を冷蔵庫に入れておけば、プルンプルンの煮こごりになって、これがまた美味しいんですよね。
身も骨も煮汁も、丸ごと美味しいカスベの煮付け、ごちそうさまでした。
※種類については詳しくは分かりませんが、カスベはガンギエイ科のエイのことだそうで、お店で売っているのは真カスベと水カスベとあって、真カスベの方がちょっと高いでしょうかね。


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