
先日、ちょっと珍しいものをいただきました。
これ、何だか分かります?

カスベの生干しです。
カスベと言ったら、エイのことですね。
こちらではお馴染みの食材で、ヒレの部分が普通は皮を剥いだ状態で、切り身になって売ってます(市場では、ヒレの部分が丸ごと売っていることもあります)。
定番は煮付けで、柔らかいけどちょっとしまった肉質の身は、とても食べやすくて美味しいんですよね。
骨も軟骨で、コリコリと食べることができます。
で、今回のは、そんなカスベの生干しです。皮もついてます。

うちの母親は昔はよく食べたけど、最近はあまり目にしないと言っていたのですが、私はそもそも食べた記憶がないんですよね。
普段も市場などでは、目にしたことはないと思うのですが…(気がついてないだけ?)
さっと炙るのが美味しいとのことなんですが、魚焼きのグリルだと、焼き過ぎてしまいそうだったので、ストーブの上に乗せて焼きました(フライパンでもいいかもしれませんね)。

で、いいところでストーブからおろして、

熱いうちに裂いて、いただきます。

フワっとしつつも締まった身は、いい塩加減で、旨味がしっかりして、軟骨もポリポリと食べられて、これは酒の肴にたまりませんね。

マヨネーズと七味唐辛子を付けてもいけますね。
ごちそうさまでした。

そうか〜、カスベの生干しって、こんなに美味しいものだったのですね。
知らなかった。
今度、目にしたら買いたいと思うのですが、普通に売っているのかな?
【関連記事】
カスベの煮付けの記事はいくつか書いてますが、こちにヒレの写真が載ってます。
・やっぱりカスベの煮付けは美味しい


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