
というか、そもそもこちらがメインですね。
寒い時期はカジカが美味しくて、カジカ汁は冬の定番の汁物ですね。
カジカ汁といっても、まあ、鍋料理のような、味噌仕立てなので味噌汁のようなものですが、冬になると、お店にはカジカ汁用にと、ぶつ切りになったカジカが並ぶんです。

その中に、綺麗なオレンジ色の肝が入っていたなら、是非、カジカの肝和え(とも和え)を作りたいですね。
カジカの肝和えについては、前回のこちらの記事で。
→〈新ねっとわーく小樽〉掲載「カジカの肝和え(とも和え)」を紹介
さて、今回はカジカ汁ですが、材料は、我が家では、大根、ニンジン、ジャガイモ、豆腐、ネギといったところです。
カジカから美味しいダシが出るので、特に出し汁を用意しなくてもいいとも言われますが、味噌汁を作るようにダシを入れてもいいですね。
作り方については、こちらの記事をどうぞ。
→カジカ汁: 小樽で家庭料理
といっても、特別なことをしているわけではないです。
ざっくり書いておくと、カジカのぶつ切りを洗い、熱湯を回しかけ臭みを取っておきます。
野菜を火にかけ火が通ったらカジカを入れ、あくをすくいながら10〜15分ほど煮ます。

ちなみにここで、肝と少しの身を火が通ったところでピンハネして、それで肝和えにするんですね。
あとは、豆腐を入れてさっと煮て、味噌を溶かして出来上がり。

食べる直前にネギを放ってます。

で、このカジカ汁ですが、これがとにかくカジカのダシが効いてて美味しいんですよね。

身もプルンとした食感の皮の部分と、しまった身の部分が美味しくて、あまり骨がなくて食べやすいのもいいですね。
もちろん、肝もコクがあって抜群です。

あまりに美味しくて、鍋をつつきすぎて壊してしまうというところから、「鍋こわし」とも呼ばれているそうですが、実は我が家でそのように呼んだことはありません(笑)
ただ、そのくらい美味しいというのは、よく分かります。
今回も美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。
※あっ、前回記事で、次回はカジカの卵の醤油漬けについてと予告したのに、カジカ汁を紹介してしまった…
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