
寒い冬になると、真ダラがお店に並びだしますが、やっぱりタラといえば、この時期は三平汁が食べたくなります。
そして、三平汁に使うタラとなると、やはり頭などのアラですね。
市場なんかでは、よくで〜んと頭が売っているのですが、今回も大きな真ダラの頭が売ってましたよ。

写真では分かりにくいのですが、かなりの大きさで、一盛り2匹分なんですが、それでこのお値段とは、安いのではないでしょうかね。
今回の大きさだと、出刃包丁で切るのも大変そうだったので、ここは魚屋さんにお願いして、ぶつ切りにしてもらいました。
ありがたいですね、市場は(*^-^)

このぶつ切りにしたアラを、血合いなどをとりつつ洗って、塩をふってまぶし、30分〜1時間くらい置きます。
そして、それをざっと洗ってから鍋に使います。
作り方については、ざっくりとですが、以前のこちらの記事をどうぞ。
→「タラの三平汁」
今回は、スケソウダラのタチ(白子)も買ってきて、一緒に入れてます。

タチは出来上がり直前に入れて、火が通り過ぎないようにすると、外はぷりっと、中はとろっとして美味しいですよね。
最初にふったタラの塩加減によって味が変わるので、塩味を整えつつ、最後にねぎをはなって出来上がりです。

今回は頭の部分だけなので、骨をしゃぶっていく感じですが(汗)、結構食べる部分があって、タラって骨からの身離れもいいので、案外アラでも食べやすいんですよね。

(食べた後の骨の写真です…汗)
皮の部分などがぷるんぷるんとした食感で、実に美味しいんです。
そして、何と言っても三平汁は“汁”が美味しいんですよね。

タラは本当にいい味出します。
特に頭の部分を使うと美味しくて、汁を飲むと旨味が身体に染みわたる感じで絶品です。
あ〜、ごちそうさまでした。
ちなみに、三平汁をWikipediaで見てみると、
三平汁(さんぺいじる)は、北海道の郷土料理。昆布で出汁をとり、サケ(鮭)、ニシン、タラ、ホッケなどの魚の塩引きまたは糠漬け(糠ニシン)をダイコン、ニンジンなどの根菜類やジャガイモと一緒に煮た塩汁で、冬の名物料理である。
三平汁 - Wikipedia
ということで、サケや糠鰊(ぬかにしん)を使ったのも好きなんですよね〜


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我が家では塩引き鮭やすしニシン(糠ニシン)で作ることが多かったです。
味が染み込んだ大根やジャガイモも本当に美味しいですよね(^q^)
何年か前に知ったんですが、三平汁をよそう器を『三平皿』というそうですね。
やっぱり、寒い時期には食べてましたか!
そうそう、すしニシンって言いますね(*^-^)
鮭やすしニシンの三平汁も美味しいですよね。
写真の深めの磁器の皿が、我が家の三平皿です(*^-^)
大活躍してます!