2013年05月14日

コリコリという歯応えと磯の香りが抜群の「ツブ刺し」

市場で久しぶりにツブを買ってきて、「ツブ刺し」をいただきました。

ツブ刺し2


実は、以前は市場でツブが並んでいるのを見て、これは是非「ツブ刺し」で食べたい!と思っても、貝から身を取り出すことを考えると、面倒で手が出なかったんですよね。

けど、市場で魚屋さんにお願いしたら、身をはずしてくれるんですね。
なので、最近はツブ刺しが食べたくなったら、買う時に市場の魚屋さんにお願いしてます。

ツブ


ちなみに、上の市場での写真のツブは、かなり大きく値段もしますが、実は買ったのはもうちょっと小さくて、値段も半値くらいのものでした。


身をはずすといっても、ツブを袋に入れ、金槌で「ガシガシッ」と豪快に割るんですけどね(^-^;

なので、買って家に持って帰るツブはこうなってます。

ツブ1


で、買ってきたツブですが、「あぶら」と呼ばれる唾液腺には毒性があるので、これは家で取り除くことが必要です。

1個や2個なら大丈夫という人もいますが、人それぞれでしょうからちゃんと取った方がいいですね。

ツブのあぶら


真ん中から切ると、周りの身に比べてちょっと黄色っぽい(クリーム色かな)部分が、あぶらです。

そして、ぬめりを取るのに、塩でもんで洗い流し、後は適当に切って、いただきます。

ツブ刺し1


これが、コリコリという歯応えと磯の香りが何とも抜群の美味しさなんです。

ツブ刺し


やっぱりツブ刺しは旨いです。
ごちそうさまでした。


北海道庁の公式ホームページ内の「北海道お魚図鑑」内のツブの説明によると、名称はヒメエゾボラ[蝦夷姫法螺]というそうで、中でも、
主にエゾバイ科の巻き貝を「ツブ」と呼び、北海道では殻のまま焼いたものが炉ばた焼きや屋台の店先で多くみられるほか、おでんや鍋ものにも利用されています。
ヒメエゾボラ[蝦夷姫法螺]※ツブ

とのことで、北海道の沿岸のほぼ全域に分布しているそうです。
ツブにも色々種類があるようですが、そこまでは調べてません(^-^;

※今回の記事は、姉妹ブログ『小梅太郎の「小樽日記」』で掲載済みの内容を一部流用しています。
その記事はこちら:「つぶ貝の刺身

にほんブログ村 料理ブログ 家庭料理へ人気ブログランキングへ ※ランキングに参加しています。



《スポンサードリンク》

posted by 小梅太郎&花子 at 21:20 | Comment(2) | TrackBack(0) | ツブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして!
LA在住、千歳出身です。
大好物のツブの写真をみて卒倒しそうになりました。
小樽も大好きです。絵になる街ですよね〜。
これからも楽しみにさせていただきます!
Posted by あびまま at 2013年05月18日 07:35
あびままさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
LAからとはビックリです!
ツブ美味しいですよね。
なるべく北海道の美味しいもの中心に取り上げてます。
千歳出身とのことで、懐かしんでももらえると、これまたうれしいです。
これからも、よろしくお願いいたします!
Posted by 小梅太郎 at 2013年05月18日 11:23
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック