私・小梅太郎が料理コラムを担当している、小樽市内限定の北海道新聞朝刊折込紙〈
新ねっとわーく小樽〉の第12号が、先日7月15日に発行されました。
今号のコラム「ローカルブロガー小梅太郎のおいしい小樽」の掲載料理は、「
鮭と鰊でつくる笹寿司」でした。
今回のメインは実は「笹の葉」なんです。
夏のこの時期、家の周りには、青々とした笹の葉が普通に生えてるんですよね。
この笹の葉を使って、自家製の笹寿司を作るというわけです。
前日から下ごしらえが必要なんですが、作り方自体は簡単で、笹の葉の上にすし飯を敷いて、その上に具材を乗せ、それをまた繰り返して重ねていく押し寿司です。
具材には、塩辛い紅鮭とぬか鰊、それとみじん切りの生姜をたっぷり使います。
夏の暑い時期に、すし飯がさっぱりして美味しいんですよね。
それでは、いつものように、ざっくりと作り方を。
「鮭と鰊でつくる笹寿司」の作り方
【材 料】※すいません、量は適当です。
紅鮭 2切れ/ぬか鰊 1尾 ※とにかく塩辛いのを選んでます。
米 3合/すし酢(すしのこ)適量
生姜 2かけ/笹 15枚くらい/酢 適量
紅鮭を使うのは、出来上がりの色が綺麗だからですね。
多分、紅鮭とぬか鰊は、残ると思います(笑)(米が5合くらいでも足りるかも)
【作り方】まず、
前日に具材の下ごしらえをします。・鮭は皮を剥がし、鰊は3枚におろしハラスを切り落とし、それぞれの身を小さい角切りにして、それらをひと晩ひたひたの酢に漬けます。途中、一度かき混ぜるといいですね。※ぬか鰊はぬかを綺麗に洗い落としてから捌きます。
で、
ここから当日の作業ですね。
・とってきた笹の葉は、水洗いして汚れを落としてから、全体にまんべんなく熱湯をかけて消毒し、水気を拭き取っておきます。
・前日に酢に漬けた鮭と鰊をザルに取って、酢を絞ります。
・生姜はみじん切りにしておき、すし飯を準備します。
さて、それでは並べていきますが、ちょうど良い大きさ(深さは浅め)の容器ってなかなかないので、我が家では平らな皿を使って作ります。
・皿の上に笹を敷き、その上に約1cmの厚みですし飯を乗せ、鰊と生姜を散らします。その上にまた笹を敷きすし飯を乗せ、今度は鮭と生姜を散らします。そして、これを繰り返していくわけですね(鮭と鰊はどっちが先でもいいですよ)。
目安として、米3合で3列5段(笹の葉15枚)程度になります(まあ、すし飯の量で全然変わってきてしまいますがね。あっ、段数が奇数ですね。そこらへんは適当に…)。
我が家は鮭と鰊を交互の段にしていますが、食べる時に、変化があっていいだろうということで、交互にしてます。
ちなみに、1枚の笹の葉の上に、鮭と鰊は混ぜない方がいいと思います(何を食べてるか分からなくなるので)。
重ね終わったら、全体に重さがかかるように、4kgほどの重石を2〜3時間乗せればできあがり(4kgで結構しっかり押されます)。
都合の良い重石なんて普通はないと思うので、重ねたすし飯にラップをして、その上にまな板を乗せ、さらのその上に水を張った鍋などを乗せて重石代わりにすると便利ですよ。
で、できあがり!
あとは、笹の葉を1枚ずつはがすように、各自の取り皿にとっていただきま〜す!
笹の葉の彩りと香りが良く、生姜の風味が効いて、夏の時期にもさっぱりと美味しく食べられるんですよね。
お客さんがくる時などに、たくさん作って準備しておくと、喜んでもらえそうですよ。
そうそう、今回の具材の量だと、多分残ってしまうと思うのですが、余ったら、適当にすし飯に散らしていただいてます(笑)
ということで、今回は〈新ねっとわーく小樽〉のコラム掲載の「鮭と鰊でつくる笹寿司」を美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。
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鮭と鰊で簡単自家製笹寿司: 小樽で家庭料理 ※ランキングに参加しています。
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