2015年07月28日

夏場にさっぱりと美味しい「ホッケの南蛮漬け」

以前、北海道新聞朝刊折込紙〈新ねっとわーく小樽〉にも掲載し、当ブログでも紹介した、「ホッケの南蛮漬け」を久しぶりに作りました。

ホッケの南蛮漬け

小樽もさすがに7月後半から8月にかけては蒸し暑くなってきて、やや身体もバテ気味ですが、こういう時に酢を使った料理が食べたくなるんですよね。

で、今回は、市場で生ホッケを3枚におろしたものを買ってきました。

ホッケの3枚おろし

すいません、作り方は、以前のこちらの記事を参照してください。
ホッケの南蛮漬け〜〈新ねっとわーく小樽〉掲載料理【レシピ付き】

美味しいとは言え、この時期に、油で揚げるのは、暑くてちょっと厳しいかもしれませんね。

ホッケの南蛮漬け2

今回、野菜はたっぷりのタマネギにニンジン、ピーマンを用意してますが、我が家は漬けタレをひと煮立ちさせたら野菜を入れ、少しだけ野菜に火を通してます。

漬かったタマネギは、かなり美味しいので、本当にたっぷり入れてます。

ホッケの南蛮漬け3

今回、上にサランラップを乗せているのですが、これは表面まで漬けタレが回って、しっかり漬かるようにとしています(もちろん、更に容器のフタもしてます)。

あとは冷蔵庫で冷やせば、できあがりですね。

ホッケの南蛮漬け

すぐにでも食べられますし、一晩漬ければ味がさらに染みて、小骨も気にならず、バクバク食べちゃうんですよね。

ホッケの南蛮漬けimg

やっぱり「ホッケの南蛮漬け」は美味しかった!
ごちそうさまでした。

ということで、酢が苦手じゃなかったら、これはオススメです(油で揚げるのは、夏場は暑いですが…)。

暑い時期にさっぱりと食べられるわりに、揚げてあるので満足感もあって、それに何たって美味しいですから。

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2015年07月21日

鮭と鰊でつくる笹寿司/〈新ねっとわーく小樽〉掲載料理【レシピ】

私・小梅太郎が料理コラムを担当している、小樽市内限定の北海道新聞朝刊折込紙〈新ねっとわーく小樽〉の第12号が、先日7月15日に発行されました。

今号のコラム「ローカルブロガー小梅太郎のおいしい小樽」の掲載料理は、「鮭と鰊でつくる笹寿司」でした。

鮭と鰊でつくる笹寿司10

今回のメインは実は「笹の葉」なんです。
夏のこの時期、家の周りには、青々とした笹の葉が普通に生えてるんですよね。

この笹の葉を使って、自家製の笹寿司を作るというわけです。

前日から下ごしらえが必要なんですが、作り方自体は簡単で、笹の葉の上にすし飯を敷いて、その上に具材を乗せ、それをまた繰り返して重ねていく押し寿司です。

具材には、塩辛い紅鮭とぬか鰊、それとみじん切りの生姜をたっぷり使います。
夏の暑い時期に、すし飯がさっぱりして美味しいんですよね。

鮭と鰊でつくる笹寿司8

それでは、いつものように、ざっくりと作り方を。


「鮭と鰊でつくる笹寿司」の作り方



【材 料】※すいません、量は適当です。

紅鮭 2切れ/ぬか鰊 1尾 ※とにかく塩辛いのを選んでます。
米 3合/すし酢(すしのこ)適量
生姜 2かけ/笹 15枚くらい/酢 適量

紅鮭を使うのは、出来上がりの色が綺麗だからですね。
多分、紅鮭とぬか鰊は、残ると思います(笑)(米が5合くらいでも足りるかも)

【作り方】

まず、前日に具材の下ごしらえをします。

・鮭は皮を剥がし、鰊は3枚におろしハラスを切り落とし、それぞれの身を小さい角切りにして、それらをひと晩ひたひたの酢に漬けます。途中、一度かき混ぜるといいですね。※ぬか鰊はぬかを綺麗に洗い落としてから捌きます。

笹寿司用鮭

笹寿司用鰊

で、ここから当日の作業ですね。

・とってきた笹の葉は、水洗いして汚れを落としてから、全体にまんべんなく熱湯をかけて消毒し、水気を拭き取っておきます。

笹寿司用笹2

・前日に酢に漬けた鮭と鰊をザルに取って、酢を絞ります。
・生姜はみじん切りにしておき、すし飯を準備します。

笹寿司用具材

さて、それでは並べていきますが、ちょうど良い大きさ(深さは浅め)の容器ってなかなかないので、我が家では平らな皿を使って作ります。

笹寿司用笹1

・皿の上に笹を敷き、その上に約1cmの厚みですし飯を乗せ、鰊と生姜を散らします。その上にまた笹を敷きすし飯を乗せ、今度は鮭と生姜を散らします。そして、これを繰り返していくわけですね(鮭と鰊はどっちが先でもいいですよ)。

鮭と鰊でつくる笹寿司1

鮭と鰊でつくる笹寿司2

目安として、米3合で3列5段(笹の葉15枚)程度になります(まあ、すし飯の量で全然変わってきてしまいますがね。あっ、段数が奇数ですね。そこらへんは適当に…)。

我が家は鮭と鰊を交互の段にしていますが、食べる時に、変化があっていいだろうということで、交互にしてます。
ちなみに、1枚の笹の葉の上に、鮭と鰊は混ぜない方がいいと思います(何を食べてるか分からなくなるので)。

重ね終わったら、全体に重さがかかるように、4kgほどの重石を2〜3時間乗せればできあがり(4kgで結構しっかり押されます)。

都合の良い重石なんて普通はないと思うので、重ねたすし飯にラップをして、その上にまな板を乗せ、さらのその上に水を張った鍋などを乗せて重石代わりにすると便利ですよ。

鮭と鰊でつくる笹寿司3

鮭と鰊でつくる笹寿司4

で、できあがり!
鮭と鰊でつくる笹寿司5

あとは、笹の葉を1枚ずつはがすように、各自の取り皿にとっていただきま〜す!

鮭と鰊でつくる笹寿司7

笹の葉の彩りと香りが良く、生姜の風味が効いて、夏の時期にもさっぱりと美味しく食べられるんですよね。

お客さんがくる時などに、たくさん作って準備しておくと、喜んでもらえそうですよ。

鮭と鰊でつくる笹寿司9

そうそう、今回の具材の量だと、多分残ってしまうと思うのですが、余ったら、適当にすし飯に散らしていただいてます(笑)

ということで、今回は〈新ねっとわーく小樽〉のコラム掲載の「鮭と鰊でつくる笹寿司」を美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。

【関連記事】
※以前の記事です。
鮭と鰊で簡単自家製笹寿司: 小樽で家庭料理

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2015年07月14日

ホタテの卵(ホタテの子)の煮付け

ホタテの卵(ホタテの子)の煮付け1


こちら小樽では、お店に行けば新鮮なホタテがいつも安く手に入るので、刺身や炒め物などに結構な頻度で食卓に上ります。

ただ、ホタテといえば、こういうのも売ってます。ホタテの卵ホタテの子ともいいますね)。

ホタテの卵(ホタテの子)

売っているのはボイル済みの冷凍物です。

ホタテの卵といってますが、これはホタテ貝を開けると、貝柱の横についている、三日月型の生殖巣ですね。

ちなみに、白っぽいのがオス(精巣)で、オレンジ色っぽいのがメス(卵巣)だそうですよ。
ホタテ貝にはオスとメスがあるんですね。
(参考:ほたて徹底解剖!|北海道のほたて|北海道ぎょれん

今回は、このホタテの卵を煮付けにしました。

ホタテの卵(ホタテの子)の煮付け

これ、我が家では時々作るんですが、煮汁は醤油、酒、みりん、砂糖少々で、生姜の輪切りをたっぷり使ってます。

煮上がったホタテの卵はというと、プリッとしているほどではなく、といってネットリしているわけでもなく、う〜ん、その中間という感じでしょうか(汗)
食感は、オスがやや滑らかで、メスはすこしプリッとした感じがある、かな?(笑)

このホタテの煮付けは、何だかほっこりする美味しさなんですよね。
ごちそうさまでした(しかもこれ、安いんです)。

【関連記事】
ホタテの卵

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2015年07月09日

やっぱりナメタの煮付けが食べたい!

ナメタの煮付け1

市場でカレイが並んでいるのを見ると、予定がなくてもカレイの煮付けなんかが食べたくなるんですよね。

今回は、いい型のナメタが2枚500円売っていたのが目に入り、これは煮付けが食べたい!ということで、買ってきました。

ナメタ

結構大きいです。

こちらではカレイといっても、市場に行くと色々な種類のカレイが並んでますよね。マガレイ、ナメタ、クロガシラ、宗八、砂ガレイ、赤ガレイといった感じで。

煮付けとなると、マガレイ、ナメタ、クロガシラといったところをいつも選ぶのですが、中でもナメタは結構独特の味と香りがして、人によっては苦手という方も多いかもしれないのですが、それが美味しいんですよね。

いつものごとく、我が家のカレイの煮付けの味付けは、醤油のみなんです。
これで十分、というか、これが一番カレイの味をしっかり味わえる、と思ってます。

ナメタの煮付け

柔らかくも締まった白身が、結構しっかりと味わい深いんですよね。
さらにナメタは縁側の部分が脂がのってテュルテュルで、ついつい骨をしゃぶってしまうくらいです。

ナメタの煮付けimg

いや〜、やっぱりナメタの煮付けは定期的に食べたくなる美味しさですね。
ごちそうさまでした。

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2015年07月02日

“肉がっつり”メニューの「豚肉のハーブロースト」をがっつりと!

小樽ですから、このブログでは、地元の新鮮で安く美味しい魚介類がよく登場しますが、もちろん、肉も大好きでよく食べてます。

で、肉をがっつり食べる時のメニューが我が家にいくつかあるのですが、今回はこのブログでも時々出てくる、我が家の“肉がっつり”メニューの代表格です。

豚肉のハーブロースト

豚肉のハーブロースト

豚バラなんかもよく使いますが、今回は豚肉肩ロースのブロック肉を使って作りました。

オリーブ油、白ワイン、ニンニク、ハーブ類などによる漬け込み調味料を作っておき、それにあらかじめ数時間から一晩漬け込んでおくのですが、すいません、作り方は以前のこちらの記事でどうぞ。
たまにはガッツリと肉も食べたくなるんです/豚肉のハーブロースト

焼きは220℃のオーブンで、30分くらい焼くんですが、オーブンから出した後に、肉をしっかりと休ませます(←ここポイント)。

豚肉のハーブロースト1

で、今回はこんな感じに出来上がりました。
(火の通りが心配な時は、切って中を見るしかないですかね)

豚肉のハーブロースト2

ソースはバルサミコとバターを合わせてさっと煮詰めたものと、ただの塩の2種類でいただきました。

豚肉ですが、柔らかくて旨味もしっかりしてるんですよね。

豚肉のハーブロースト3

焼いた後に、肉をしっかり休ませることで、旨味が閉じ込められるようですね。

調味料にしっかり付けて、あまり焼きすぎずにしっかり休ませると、肉質も柔らかくなり、肩ロースのせいか、う〜ん、なんていえばいいか、サクッとした(といったら大げさかもしれませんが)食感に仕上がります。

これが美味しいんですよね〜

さらにコッテリ感(ボリューム感)が欲しい時は、豚バラ肉のブロックを使うと、脂の旨味を楽しむことができますよ。

ということで、豚肉のハーブローストで、がっつりと肉をいただきました。
ごちそうさまでした。

肉も食べてます!

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posted by 小梅太郎&花子 at 23:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 豚肉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする