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「モツ鍋」

かねてから、小樽市内には美味しいホルモン焼き屋が何件もあって、小樽にはモツ好きの方が多く、モツ文化と言ったら大げさですが、小樽市民にとっては、ホルモンなどのモツ類はとても馴染みの深い食材だと思ってるんですよね。
市場の肉屋さんでも、ホルモンをはじめ、生のモツ類を売っているお店が結構あって、それらを買ってきて、我が家でもよくモツ鍋を作っていて、このブログでも時々取り上げてます。
今回のコラムでは、せっかく市場でモツ類が手に入るのですから、自宅でもモツ料理を作ってみてはどうでしょうか、ということで、“隠れ名物”としてモツ鍋を紹介することにしたというわけです。
ということで、前置きが長くなってしまいましたが、ざっと作り方を書いておきますね。
モツ鍋の作り方

材料のモツは、豚ホルモン(腸)にハツやガツなどを用意します。
野菜はお好みですが、定番のキャベツとニラ、そして、我が家は豆腐を入れてます。
あとは、ニンニクスライスと輪切りの唐辛子ですね。
下準備として、モツのアクや臭みをとるために、熱湯で軽く茹でて、さっと水洗いし、食べやすい大きさに切っておきます(この下準備は、ちゃんとしておきたいですね)。


スープは出し汁に醤油、酒、みりんで味付けても作ってみましたが、手っ取り早く市販のモツ鍋スープを利用するのが簡単ですね。
スープにニンニクスライスと、お好みで輪切り唐辛子を入れ火にかけます。
そこにモツを入れ軽く煮て、まずはスープにモツの旨味を出しておきます。

ざく切りキャベツに豆腐とニラを山盛り入れ、ギュッと蓋をして野菜に火が通れば出来上がりです。

最初のモツの下準備をしておけば、あとは簡単ですよね。
ちなみに、この下準備したモツを味噌味で大根、ニンジン、豆腐などと煮込めば、モツ煮込みの出来上がりです。
熱々のモツ鍋は、スープにモツのいい味が染み出て、それを吸ったキャベツがまた美味しいんですよね。
大量のキャベツを食べちゃえますよ。

〆の定番はチャンポン麺ですが、小樽ではなかなかチャンポン麺が手に入らないので、普通のインスタントラーメンでも十分美味しいです(最近は、インスタント袋麺のチャンポンもありますね)。
ということで、〈新ねっとわーく小樽〉掲載の「モツ鍋」でしたが、モツ鍋は小樽でもっと流行ってもいいと思ってます。
実は以前にもこんな記事を書いてます。
→小樽はもっと「もつ鍋」が流行ってもいいと思います: 小樽で家庭料理
そして、もちろん、今回も美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。
※上の写真は撮影用に綺麗に撮ってますが、実際はこんな感じです(笑)

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