
冬はタラが美味しい季節ですが、こちらではこの時期、生の真ダラの子(卵)がお店に並ぶんですよね。
タラの子ですから、いわゆる「タラコ」なわけですが、まあ、タラコといえば、普通は加工されたスケソウダラの子(卵)ですが、こちらでは生の真ダラの子も売ってるんです(生のスケソウダラの子も並びます)。
ちなみに、真ダラの子の外観はこんな感じで、色が黒くてちょっとグロテスクかもしれませんね(ちなみに、これで200円ほどです)。

真ダラの子といえば、子和えが家庭料理としてこちらでは定番で、先日もこのブログで掲載しましたが(→今日の美味しい一枚:こちらでは定番の家庭料理「真ダラの子和え」)、新鮮な真ダラの子があればこういうのも作ってます。
「真ダラの子の醤油漬け」
昔から母が作ってくれて、作り方も母から教えてもらってます。
とは言え、我が家の作り方はシンプルです。
作り方をざっくり書きますと、さっと洗った真ダラの子をスプーンなどを使い皮から外します。
皮はハサミなどで切ってしまうと取りやすいかも。

それをボールなどに入れて、ヒタヒタになるくらいに醤油を入れます。

実はここで、皮から外した子を綺麗に洗ったり、漬け汁にはお酒やみりんを入れる方も多いようですが(時には煮きる場合も)、我が家は毎度、至ってシンプルです(手抜きとも言う?)。

あとは、時々かきまぜながら一晩、冷蔵庫に置きます。
最初は醤油が多く見えるのですが、一晩経つと醤油を吸って、いい色にしっとりとしてきます。
仕上げに一味唐辛子を好みの量入れて、かき混ぜて出来上がりです。

これをご飯の上にのせて食べると、本当に美味しいんですよね。

もちろん、醤油のみで作っているので、すぐに悪くなるので、数日で食べきってしまいます。
この真ダラの子の醤油漬けは、他の食材と合わせても美味しいのですが、私が好きなのが、イカと和えたものです。

これが、お酒がすすむんですよね〜
あと、ちくわと一緒に食べても美味しいですよ。
この真ダラの子の醤油漬けは、あまり一般的ではないかもしれませんが、これも家庭の味でしょうかね。
今回も美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。

