
カジカ汁といえば、鍋のようなものですが、これは北海道の冬の郷土料理なのでしょうかね?
寒くなってくると、鍋用にとカジカのぶつ切りが市場にもたくさん並びます。

カジカの姿は残念ながら写真がないのですが、何ともグロテスクというか、愛嬌がある顔をしています。
で、我が家でも、冬になると待ってましたとカジカ汁を食べるのですが、たいてい一緒にカジカの肝和え(とも和え)も作るので、肝が大きく綺麗なのを選んで買ってきます(^-^)
味噌仕立てのカジカ汁は、カジカのいいだしが出て、美味しいんですよね。

※カジカ汁とカジカの肝和えの作り方は、以前の記事でどうぞ。
「カジカ汁」
「カジカの肝和え」
カジカのしまった白身は淡白ですが、その周りの皮がプルプルで美味しくて、骨からの身離れがよく食べやすいというのもいいですよね。
けど、やはり何といっても、汁が美味しいんです!
そして、カジカ汁と一緒につくる「カジカの肝和え(とも和え)」ですが、カジカ汁を作るのに鍋に入れた肝と少しの身を、火が通ったところでピンハネして肝和えにするんです。

すり鉢ですりつぶした肝に、味噌と少量の砂糖を入れ、煮えた身をほぐして入れて和えてます。
このとき、身がしまった美味しそうなところを入れちゃうんですよね。
あとは、さっと湯通ししたネギと一緒にしてできあがりです。

肝はそんなにたくさんないので、ちょっとしか作れないというの惜しいところ。
でも肝はとてもコク上がって、絶品です!
酒の肴にチビチビという感じですね。
いや〜、この冬もカジカをしっかり味わいたいと思います。
ごちそうさまでした。
※あまりに美味しくて、鍋をつつきすぎて壊してしまうというところから、「鍋こわし」の俗称があるそうですが、我が家でそのように呼んだことはないです(笑)

